木暮奈津子
-インスタレーションアーティスト-


 

Nastuko Kogure Artwork

木暮奈津子は主に海の生き物のオブジェを製作するインスタレーションアーティスト。海の生き物の様々な自由な形・色の美しさ・柄の多様性に魅せられ、オブジェとして制作するのに作り甲斐があると感じ、海の生物のオブジェ制作を開始。

作品製作の順序としては、まず新聞紙を丸めて、木工用ボンドで固めて、ヤマトノリで表面をきれいに張る。それを完全に乾かしてから、白い塗料(ジェッソ)を塗り、その上からアクリル絵の具(アクリルガッシュ)で彩色。作品を海に持って行き撮影することで作品が完成する。オブジェを海で撮影すると、作品がまるで生き物の様になり、見る人にもオブジェが生き生きしている様子を感じさせる事ができる。今後は、タコやイカなど、足のある不思議な海の生き物を中心に制作していく予定との事。

彼女のアーティストとしてのキャリアは、彼女が20代前半の頃に始まる。その頃は、某社でグラフィックデザイナーをしながら、立体イラストレーションの仕事に従事。2000年頃より、『海の生き物を新聞紙を丸めて制作したら面白いだろう』と考えオブジェ制作を開始し、現在の彼女のスタイルを確率。それ以来15年程の間、海の生き物を制作し、それらを海で撮影して写真とオブジェを一緒に展示するという形で個展、企画展で発表し続けている。

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[Profile & Biography]
1967年生まれ
1988年:武蔵野美術短期大学空間デザイン科卒業
1990年~1992年:(株)日本デザインセンター勤務
2001年:セツモードセミナー研究科卒業

2000年より新聞紙で海の生き物の制作を始める。
松屋銀座 遊びのギャラリー個展、六本木ギャラリーMITATE個展&ワークショップ、会津若松 アルテマイスター個展&ワークショップ、大阪 ギャラリーHokk個展、HBギャラリー個展、ピンポイントギャラリー個展、その他、個展多数
2010年より、慶応義塾大学、ワークショップコレクション出展(3回)
2012年4月:BS日テレ「TOKYO DESIGNERS WEEK.tv」の番組内にて
      ワークショップを実演
2012年10月:TOKYO DESIGNERS WEEK 2012
伊藤若冲感性インスパイア作品展に展示
2013年7月~9月:ギャラリーMITATTE硝子スペースにて作品展示販売(約2ヶ月)
2013年8月:札幌芸術の森美術館、佐藤忠良記念アトリエにてワークショップ開催
2013年8月:ギャラリー ル・ベインにて企画展開催
2014年6月24日(火)-6月28日(土): Jadite Galleries ニューヨークにて
グループ展予定

[Prize]
講談社「海のイラスト展」優秀賞
雑誌イラストレーション 第120回ザ・チョイス ひびのこづえ選
ボローニャ国際絵本原画展入選
ニューヨークソサエティオブイラストレーターズ立体展入選
雑誌イラストレーション 第135回 ザ・チョイス 奈良美智準入選
HBファイルコンペVol.15 大賞(仲條正義賞)  ほか

[Official Page]
HP: http://kame77.com

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