深沢尚宏
-画家 / グラフィックアーティスト-


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深沢尚宏は、日本を拠点に活動しているペインター/グラフィックアーティストである。日本を拠点に活動をしてはいるものの、その活動領域、また認知度は世界基準である。2009年に米国ニューヨークで開催された、国際アートEXPOへ参加や、スイスのボトルメーカであるSIGGのボトルデザイン(2008年に全世界で発売された)をするなど海外での実績も目立っている。

作家
『癒しを求め赴く場所は神社仏閣と自然の中。緊張感と柔らかさが同居する空間は現代から受けるノイズを取り払い、浄化を求める身に集中力を取り戻します。日本人としてのアイデンティティー、温故知新、伝統との融合。なぜ「日本的なるもの」に反応するのか。それが作品制作の動機でした。特に日本美術に見られる花鳥画や文様などの様式をグラフィック的なものと同居させることで生まれる「違和感」と「美」に強い魅力を感じます。長い歴史により積み重ねられてきた伝統的な「和」はどのような形で未来につながっていくのか。その新たな境界線を模索します。』

確かに、作品を閲覧してみると、日本の伝統宗派である『淋巴』を彷彿とさせ、温故知新や伝統の融合に成功していることが確認できる。淋巴は存知の通り、江戸時代に大成した一大宗派の一つである。西洋美術にも、多大な影響を与えた宗派の一つであることは有名である。上記の通り、異質なもの同士や、時空を超えたもの同士の『違和感』とそこから産み出させる『美』を追求し、それを体現、成功していると言える。技法や方法に捕われず、鉛筆や絵の具はもちろんのこと、伝統技法である金箔、近代技術のジクリー印刷、シルクスクリーン印刷、デジタル手法であるillustratorやphotoshopをも駆使し融合調和させ、想像の中の作品を具現化、創作する。この手法により、深沢尚宏は唯一無二、且つ新しいスタイル、『新しい日本の伝統技法』を確立したアーティストであると断言できる。

深沢は現在、プロジェクションマッピングの技法を取り入れた作品を創作中。現在進行形で『新しい日本の伝統技法』は彼により日々進化している。

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[Official Page]
HP: http://www.hisahirofukasawa.com/index.html

〈個展〉
2007年 ◎HAYATO New York 青山 (東京)
2008年 ◎恵比寿三越 アーティフェックスギャラリー(東京)
2010年 ◎The Artcomplex Center of Tokyo(東京)
〈グループ展〉
2010年 ◎The Artcomplex Center of Tokyo(東京)
2011年 ◎The Artcomplex Center of Tokyo(東京)
2013年 ◎The Artcomplex Center of Tokyo(東京)
〈アートフェア〉
2009年 ◎International Artexpo New York 2009(ニューヨーク アメリカ)
2013年 ◎Art Show Busan 2013(釜山 韓国)
〈デザイン〉
2008年 ◎NTT Communications 季刊誌『Gold Club』夏・冬号 表紙絵
◎スイス「SIGG」より深沢尚宏モデルのアルミボトル世界販売
2009年 ◎旭化成ホームズ「アトラスタワー茗荷谷」広告メインビジュアル作成
◎Swatch MTV playground 開催イベントにアートワーク提供

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